第四回

猫田です。

毎日暑いですね。

暑いというか、もはや“熱い”というレベル。

アスファルトで野菜炒めができそうです。

こんな日は、部屋で引きこもるに限ります。

暇なのでひたすら猫を撫でていると、不機嫌そうな顔で睨まれました。

どうやら、気候よりも僕のことが暑苦しいご様子。

世間のパパさんたちも、休日はこんな扱いを受けているのでしょうか。

世知辛いですね。

というわけで前回の続き。

“早起きを習慣にしたいなら猫を飼いましょう”

という再現性ゼロのお話は、とりあえず置いておきます。

今回は、そこそこ実践可能な早起きメソッドをご提案。

幾つかあるのですが、それらを一言でまとめると、

“意思に頼らない”

ということ。

これは多くのハウツー本(習慣化に関連するもの)にも書かれています。

そのため、「読んだことがある」という方も多いかと。

人間の意思なんて弱い。

「水は低きに流れ、人は易きに流れる」ものです。

だからこそ、仕組みが必要です。

早起きをし“易き”状況で、生活すればいい。

僕が構築した仕組みは以下の三点です。

①早く寝る

②アラームの配置

③家具

ひとつずつ説明しますね。

①早く寝る

これはもう、そのままです。

早起きを阻む第一の壁。

“睡眠時間の不足”。

これを解決するためには、当然ですが早く寝ることが必要です。

僕の睡眠サイクルは、21:00~3:30。

(猫のおかげで毎朝3:00頃に起こされますが…)

毎日6時間は眠れております。

日中の眠気もほぼありません。

睡眠サイクルを固定すると、身体はそれに慣れます。

〈就寝→即落ち〉

〈アラーム→即起き〉

という便利な身体が出来上がるのです。

②アラームの配置

毎朝、枕元に置いたスマホのアラームで起きている方。

置く場所を変えてください。

“手が届かない距離” に置くこと。

これが大事です。

もっと具体的に言うと

“ベッドから起き上がり、歩かなければならない距離”

に置くことです。

早起きを阻む第二の壁。

 “起き上がる”という行為。

この壁を破壊するためには、“起き上がらざるを得ない状況”をつくることが効果的です。

アラームを遠くに置くだけで、それが可能になります。

(「騒音の中でも眠れる」という猛者には、無論通じませんが…。)

③家具

僕が毎朝、アラームを止めた直後にやること。

それは  “ベッドを畳んで部屋の隅に寄せる” ことです。

我が家のベッドは折りたたみ式。

畳んで壁に寄せるだけで、ただの置物と化します。

早起きを阻む第三の壁。

 それは  “二度寝” です 。

寝具としての機能をベッドから奪うことで、その壁も破壊します。

ちなみに、折り畳みベッドを使用するメリットがもう一つ。

“部屋を広く使える”ということ 。

ベッドが占めるスペースはかなりのもの。

就寝時以外は、壁と一体化してもらいましょう。

加えて、我が家にはソファもコタツもありません。

“つい寝ちゃう” という環境をつくらないためです。

(「床にでも寝ちゃう」という方は、もう早起きを諦めてください。)

以上です。

これらのメソッドは、おそらく既にどなたかが発信済みだと思います。

それでも、僕はあらためて仕組みの重要性をお伝えしたい。

人間は弱いから。

だから何回でも言います。

「早起きたいなら猫を飼いましょう。」

それでは、また明日。

猫田 虎徹

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